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俺だけを見てよ。
■■■盲目■■■
「タ・ケ・オ・くん」
「どーしたぁ?」
「タケオ君さー俺のドコが好きよ?」
「何突然」
ココは俺んち。
俺んちの、風呂場。
愛するタケオ君は、風呂。
俺は風呂場で座り込んでタケオ君に声をかけている。
数少ないオフの日は、必ずタケオ君がウチに来る。
別にどっかに行くとかそんなのはなくて、ただ2人でずっと
家にいるだけっつーか。
それだけで十分なんだけど。
お湯の匂いのする風呂場。
時たま薫る、シャンプーの匂い。
自分ちのシャンプーだから今まで特に気にしてなかったけど
タケオ君が使うと何か違う匂いに感じるのは気のせいだろうか。
シャワーの音がしないところをみると
今は浴槽に浸かってんだろうなぁ。
風呂のドアはすりガラスだから中は勿論見えない。
ぼんやりと見える金髪に愛しさを感じる。
「ねぇ聞いてる?」
「聞いてますよー」
「俺のドコが好きなの?」
「また何でそんなベタな事聞くの?」
「何となく。タケオ君は俺のドコが好きで一緒にいるんだろうと思って」
「ドコってねぇ・・・・難しいよ潤。その質問は」
「何で?」
「だってどう答えていいか判らないし」
その言葉を聞いて、俺はガラリと風呂のドアを開けた。
「うぉっ。何だ突然」
「ホントに俺の事好きなの?タケオ君」
「何それ」
「俺の事好きかって聞いてんだけど」
「好きだよ」
「証明してよ」
「証明?証明ってどう・・・うおっ!」
俺はタケオ君が話し終える前に服を着たまま浴槽に足を突っ込む。
「ちょっ潤っ!お前服着たまま!!」
「判ってる」
ザザザザザザザザザザーッッ
一杯一杯まで入っていた風呂の湯が、俺が入る事によってあふれ出る。
俺はジーパンにシャツというラフな服装。
タケオ君も入ってる所為もあり、狭い浴槽は肩まで浸かるとキツキツだった。
「潤ー・・・何でそう全ての行動が突発的なワケ?」
「いいじゃん別に。さ、証明して」
「だからー・・・・俺にどうして欲しいワケよ?」
「タケオ君はどうされたい?」
「どうされたいって・・・」
「俺にどうされたい?犯されたい?」
「何でそういう事になるかなぁ」
「ねぇどうなのよ?犯されたい?それとも犯したい?」
タケオ君は俺を前にして苦笑いを浮かべる。
そんな顔も大好きだけど。
「潤に俺が犯せられるとは思えないけど?」
「っ」
そう言ってタケオ君はシャツから空ける俺の胸を軽く撫でる。
何時の間にか体はしっかりタケオ君の膝の上にあって
腰に手まで回されている。
「ナメないでよ。これでも俺、キリト抱いたことあるんだよ?」
「キリトを?」
「そ」
この話をするのは初めて。
実は以前にキリトを一度だけ抱いたことがあった。
理由はまぁなんにしろ、お互い合意の下でのこと。
今となっちゃ、一回きりの関係でお互い気にも留めていない。
って何でこんなこと言ってんだ、俺。
「へぇ。潤がねぇ。どうだったのよキリトは」
「締め付け具合が良かった」
「ふぅん。入れたんだ?」
「そりゃあねぇ」
「コレを?」
「んっ」
ジーパンの上から下腹部を撫でられる。
濡れてピタピタに張り詰めたジーパンの上から触られて
俺のモノは意図も簡単に反応する。
何だかタケオ君が触るとヤラシイ気がする。
「いつもは俺に突っ込まれてるのにね。入れた感想はどうでした?」
「何を言わせたいの?タケオ君」
「俺の下で喘いでる潤が攻めるなんてどんな感じか知りたいじゃない?俺としては」
「そんなに知りたいならやってあげるよ。ココ座って」
「えっおい潤っ」
俺はタケオ君の手を引いて、浴槽の淵に座らせる。
露になったタケオ君のモノはやっぱりデカイ。
こんなモンがいつも俺ン中に入ってるのかと思うと・・・
ちょっとゾっとするな。
「どうすんの?」
タケオ君のモノから目が離せないでいると
そう言われて、いつもみたいにちょっと意地悪っぽく笑われた。
口の傍だけで笑ってるその顔は、
俺よりも鬼畜だと思うけど。
「やるよ。感じすぎて顔射とかやめてよ?」
「上等だねそりゃ」
「ダテにタケオ君にテク教え込まれてないよ?」
「じゃあそのテクとやらを見せてもらおっか」
「ちゅっ」
そういいながら、鬼畜っぽい笑みを浮かべて俺の頭を軽く掴んだ。
俺はタケオ君の言葉が終わる前に、ソレに手を添えて頭部にキスをした。
まだまだ口内になんて入れない。
最初はキスで。
ちゅ。。ちゅっ
俺の唇がくっついたり、離れたり。
その音しか聞こえない。
目線は終始タケオ君を上目に見つめる。
タケオ君はそんな俺を、じっと見詰めては髪を撫でてくれる。
「ん・・・」
ソレがピクリと反応を見せ始めたら、下から舌を這わせる。
筋張っているタケオ君のモノは本当に大きくて
ようやく咥えた口の傍が痛い。
「潤・・・?口の傍切れちゃうよ?」
そんなこと言うけど、どうせ『奥まで咥えろ』って言うクセに。
「んぅっ。。っぅっ」
「っ・・・・ちょっ潤っ・・・ペース早い」
咥えてからは、俺のやり方で。
本当ならもっと焦らせてやるんだけど・・・
咥えこんだモノに舌を這わせて、たまに吸い上げる。
タケオ君は体を反応させながら、俺の頭を掴んだ。
「ぅんんっ・・・ちゅっ・・・」
「潤っ」
タケオ君が苦しそうに名前を呼んだのを確認して
一気に吸い上げた。
と、同時に頭を掴まれる手に力が篭って
口内に精液が溢れた。
「ごくっ・・・んぅ」
勿論出されたモノは呑んで当たり前。
口の周りについたものまで、ペロリと舐め取った。
相変わらず美味いとはいえないけどね。
「タケオ君、早すぎるんじゃない?」
俺が口の傍に笑みを浮かべてそういうとタケオ君は
掴んでいた頭をぐいっと自分の方へ寄せて口付けた。
「んっ。。っう」
「偉そうなコトを言うのはこの口?」
「その口でイッちゃったのは誰だろうねぇ」
「俺の教え込んだテクのおかげでしょ?」
「途中からは自己流だよ」
「じゃあそんなテクニシャンな潤君にご褒美をあげよう」
そういわれたかと思ったら、湯船に引っ張り込まれ
俺はタケオ君に向かって膝の上に座る形になった。
膝・・・というか腰の上。ってのが正しいけど。
「潤も勃ってんじゃん」
「あっ」
ジーパンのジッパーが下ろされて、湯船の中で俺のモノが露になる。
すでに俺のモノも勃ち上がっていて、我慢できないのが現実。
タケオ君に軽く触られただけで、体が上下する。
「どして欲しい?それとも自分でしちゃう?」
「っ・・・タケオ君のテク見せてよ」
「何時も俺はやってあげてんじゃん」
「御願い」
「・・・仕方ないねぇ。」
「ぅあっ」
そっと手を添えられたかと思えば、握りこんだ手を激しく上下されて
思わずタケオ君の肩を掴む。
「あっ・・・・・ぅっ・・」
「どしたの?もっと声出していいよ?」
「んっあっ!。。。あっ。。あんっ」
「もうイキそう?体震えてるけど」
「ばっ・・・焦らすなよぉっ・・・」
激しく扱われたかと思えば、俺の様子を伺っては
ピタリと手を止める。
これじゃ生殺しだって。
「ほら、立って」
「っ・・・・」
おぼつかない腰を掴まれて、湯船の中で膝立ちをさせられる。
湯船に座るタケオ君の前に、丁度俺のモノがある高さ。
腰を支えられているとは言え、バランスの取れない体制で壁に手を付いて並行を保つ。
「イキたい?」
「だからっ・・・焦らすなって・・・」
「イキたいかどうかって聞いてるんだけどなぁ俺は」
「っ・・・・鬼畜」
「自分でやりたいのかな?潤クンは」
「・・・・イキたいっ・・・口でやって・・・」
「よく言えました」
「あぅっ!・・・あっ・・んっっ」
いくらか挑発されて、結局はいつも俺が折れる。
御願いしたら、タケオ君が俺のモノを咥えて
手の時より激しくソレを舐め上げて吸い上げる。
すでに絶頂に近かった俺は、すぐに達してタケオ君の口内に吐き出した。
「っ・・・・んぐっ」
「あっ・・・はぁっ・・・」
「ほら、下りといで」
絶頂に達して、息の荒いままの俺を抱きかかえて湯船に戻す。
口内に出したモノはすでに飲み干されてて、そのまま口付けられた。
精液の味がする・・・。
息が荒い俺はマトモにキスなんかしてられなくて
自分からタケオ君の唇を離すと、ぐったりとその肩に顔を預ける。
「あらま。もう疲れたちゃった?」
「タケオ君・・・俺のこといじめて愉しい?」
「よく言うよ自分から喧嘩売っといて」
「売ってない・・・・ぁあっ!!!」
「どうした?潤」
「どっ・・・あぅっ!やめっ・・・」
話の途中で、イキナリタケオ君のモノをあてがわれる。
すでにヒク付いていたソコは、ソレの先端をすでに咥え込んでいて
中へ中へと誘導し始めていた。
「さぁそのナマイキ具合がいつまで続くか見物だなぁ」
「まっ・・まってっ・・・」
「待てない。もう中に入っちゃってるよ」
そういってタケオ君はゆっくりながらも俺の中に自分のモノを埋め込む。
「お湯っ・・・お湯入ってるぅっ・・・」
「いいじゃん。具合いいよ潤のナカ」
「やあっ!あんっっあっ」
「もっと腰動かしてみ」
「んぅっ・・あっ・・・ああっん」
タケオ君に腰を掴まれて動けないのが事実なんだけど、とりあえず動ける範囲で動く。
俺ん中でタケオ君のがドクドクいってるのを感じる。
でも、やられてばかりは悔しいから・・・
「んぁっ・・・潤っ?」
「タケオ君にばっかり・・・いい思いはさせないよ?っん」
頭をぐいっと引き寄せて、腰に重心が掛かるようにする。
そのまま腰を振って、ついでに締めつけまでキツクしてみた。
「はっ・・・うんっ・・・スゲー締め付け」
「あっ!はぁっ・・ダテに鍛えられてないって・・・」
ジャバジャバと湯船からお湯がこぼれて、お湯の量はすっかり半分近くまで減ってしまっていた。
「潤っ。お湯ん中じゃ動けないから立って」
「えっ?!・・・この状態で立てっ・・・ないよぉ」
「立てる立てる。ほらっ」
「あぁんっ!」
何を言い出すかと思えば、この状態で立てとか言い出すタケオ君。
向かい合って抱き合ってる上に、しっかり繋がってるのに、そんなことお構いなしに
タケオ君は俺の体ごと立ち上がる。
その振動が中に響いて思わず声をあげる。
「自分で立てる?」
「っ・・・・」
一回イッたとは言え、デカイの咥え込んでる俺が立ってられるわけもなくて
首をふるふると左右にふる。
「だよね。いいよ。俺が支えてあげるから、壁に背中ついて」
「あっ・・・・んう・・・タケオ君っ」
「分かってるよ」
「も・・駄目ぇっ・・早くっ」
何時までもロクに動いてくれないまま焦らされて
体力的にも精神的にももうキツイ。
壁に俺をもたれ掛からせて、片足を持ち上げる。
「さっきまでのイキオイはどこいったの?」
「焦らすなって言ってんだろっ・・動いてよ」
「はいはい。お姫様」
「あああっ!!んっあっ!激しっ・・!」
「どっちよ一体。でももうやめてやらないよ」
「んっ!!たけっ。。。タケオっ。。。」
「もっと名前呼んで」
「タケオっ!。。。タケ。。オぉっ」
「大好きだよ潤。全部好き」
ガンガン動かれて、腰はガクガク震えるしもう駄目だって時に
そういうこと言ってキスをしてくる。
そんな余裕、俺にはねぇよ。
「駄目ぇっ・・もうイキそ・・・・ぁんんっ」
「いいよ。先にイキな」
「んっあ・・・はぁっ・・はぁっ・・・んああっっ」
最後には俺のモノまで開いてる手で扱いながら攻め込んできて
俺はあっという間に昇天。
タケオ君の手の中に2回目を吐き出した。
「はぁっ。。はぁっ。。。」
タケオ君の首に手を回して、息を整える。
キッツ。
「潤?お疲れのとこ悪いけど・・俺まだイッてないからもう少し頑張って」
「ぅえっ!?ゃあっ!!」
辛いって言ってんのに、タケオ君がさっきより激しく腰を振り出した。
不意打ちを喰らって俺は思わず声を上げる。
駄目だって本気。
「んっ・・・はぁっ・・・」
「ちょっ・・タケオくんっ!!も・・やめてっ」
「やめないって・・俺も限界だよ潤」
「んぅっ。。。駄目っまたイキそぉっ」
「早漏だねぇ潤は・・・でも俺も・・っ」
「あっあぅんっ!」
「潤っ・・」
俺は3回目。タケオ君は2回目。
2人で果てたあと、暫くまた湯船に浸かってた。
ちゃぷ。。。
「タケオくんー・・・俺のドコが好き?」
「まだ聞きますか?」
「だって答えてないじゃん」
「だから全部好きだって言ったでしょ?」
「ありがち」
「だって本当だもん。仕方ないよ?」
そういってタケオ君は、湯船から上がり風呂場へと出て行った。
だってさ、「全部好き」だなんてありがちじゃん。
どこぞのバカップルじゃあるまいし。
暫く間を置いて、俺も風呂から上がる。
でも風呂場にタケオ君の姿はすでになくて、キモチ急ぎめに
タケオ君のパジャマを勝手に来てリビングへ出た。
リビングはしんとしていて、タケオ君の姿もない。
一気に飲み干したと思われる、ボルヴィックのボトルだけがからんとテーブルに置かれていた。
「タケオ君?」
「潤、こっちー」
「?」
リビングと繋がる寝室から声が聞こえる。
あぁそっちに行ったんだ。
てとてとと寝室に入り、ドアを閉める。
部屋は真っ暗。
電気電気・・・・
「電気つけないで」
「?どして?」
「どうしても。いいからそのままコッチおいで」
電気をつけようとする俺を制して、ベットの上から呼び寄せる。
多分手招きしてるんだろうな。見えないけど何となく。
そういわれて、ベットにゆっくり腰掛ける俺。
どこにタケオ君いるか判らないからゆっくり。踏んだらヤだし。
「近くに来て、潤」
「っ」
ふっと耳元に息を掛けられて、思わず目を瞑った。
近くに来てって・・・近くにいるんじゃん。
そう思いながらも、タケオ君がいるであろう方向に体を寄せる。
すると背中に手を回されて抱きしめられた。
「タケオ君?」
「証明。してあげるよ。俺がどれぐらい潤のこと好きか」
「今さっきシタばっかりじゃん」
「いいからいいから。横になって」
言われるがままにベットに横になった。
すぐに上に来てはくれず、少し間が開いて俺の上に覆いかぶさった。
「潤。どうせヤるなら、さっきよりキモチよくなりたくない?」
「え?いや別に・・・キモチいいとかよりタケオ君と繋がってたいだけだし・・」
「可愛いこと言うなぁ潤は。でもさ、たまには違う味も試してみるのはどう?」
「違う味?」
「そ。俺以外のモノってコト」
「意味がよくわかんない」
「すぐに判るよ」
意味の判らない俺をよそに、タケオ君はコトを進める。
頬にキスを落として、耳を舐めて首筋を伝う。
ここまではいつもどおり。
でもココからが違った。
「見える?コレ使いますー」
「何?何それ」
ふいに目の前に出された、ピンク色のボトル。
余りのケバケバしさに、暗くてもその色が識別できる。
意味の判らない英語が並べられているのもうっすら見えた。
「ローション。使ってみたくない?」
「いやだよ、俺。ベタベタするの嫌だ」
「いつも腹の上、精液まみれにしてる奴が言う台詞じゃないよソレ」
「・・・・・・・うっさい」
「一回使ってみようよ?嫌ならすぐやめれば良いし」
「・・・・・風呂入ったとこだよ」
「また入ればいいでしょ?」
「・・・・・」
「塗るよ?」
結局はいいように納めこまれてしまうのも俺の悪いところだ。
またタケオ君と風呂に入れるならいいか、なんて考えた。
と、思ってるうちに、すっかりはだけさせられた胸元に冷たいローションが伝う。
「っ・・・・」
「冷たい?」
「ん・・・平気」
「どんな感じ?」
「判んない・・・っあ」
「ココ感じる?」
「いっ・・ちいち聞かないでよっ・・・」
ローションを塗る間も勿論愛撫は欠かさない。
俺の胸の飾りをいたわる様に、時にいたぶるようにいじる。
「効果ねぇのかなぁ。別にいつもと変わんないもんね」
「なんだろ・・・ちょっと体が火照るぐらいだよ」
「ふぅん。そんなもんかー・・・・」
「何?」
「・・・実はもう一個いいものがあるんだけど・・・」
「まだあるの?」
「コレはキクと思うよ」
そういってタケオ君が取り出したのは、黒くて太いモノ。
目の前に出されて、その形を判別できた時、俺は顔が熱くなった。
「っ!!なんでそんなモン持ってるんだよ!!」
「秘密。絶対イイと思うんだよね」
「入るわけないだろそんなの!」
「大丈夫。そのためにローションも買ったんだからさ」
目の前に出されたそれは、いわゆるバイブという奴。
話には聞いてたものの、実物を見たのは初めて。
大体こんなモン入るわけないじゃん!
何考えてんだよタケオ君!
「無理だって!そっ。。。そんな太いの入るわけない」
「俺のが太いって。絶対平気」
「どっから来るんだよその自信は」
「俺は潤の中に突っ込みたいんだよなぁ・・・コレ。咥え込めるよね?潤なら」
「っ・・・ズルイよタケオ君・・・」
何で?なんていうけど、俺がタケオ君に弱いの知っててこういうことするんだろうか。
耳元にハスキーヴォイスでエロく囁かれて、その上すでにまた勃ち上がり始めてる
俺のモノを撫でられたら・・・拒むわけにもいかないじゃない。
ズルイよ本当。
俺が拒めないの知ってる。
「ね?イケるよね」
「・・・・判ったよ!入れればいいんだろ!?入れれば」
「そ。はい、入れてみ」
「ちょっ・・・自分で?!」
「当たり前。ほら、自分で入れてみて」
タケオ君が入れてくれるんだと思って、開き直ったらコレだ。
自分で入れろとか言い出した。
なんでこうも・・・・・・。
ツッコみたいところは沢山あるけど、ここで口答えできないでいる自分が憎い。
でもまぁ、どうせやるならタケオ君が満足するようにやってやるよ。
「やる気になったみたいだね」
履いていたパジャマを脱ぎ去って、全裸になる俺。
ベットの上で足を開いて、露になったソコにバイブをあてがう。
こんな格好、暗くなきゃ出来ないよ。
「大丈夫だよ。暗いしね」
「・・・じゃなきゃやらないよ」
「いいからいいから。続けていいよ」
「っぅ・・・・んあっ」
体についているローションを使わずとも、さっきまでの名残が残っているのか
俺のソコはすでにズブ濡れ。太いバイブの先端を簡単に奥へ誘導していく。
ぐちゅ。。。
「はぁっん・・・っ・・・・んんっ」
ちゅ・・・ぐちゅっ・・・・
「いい音してるよ潤。ドコまで入った?」
「んぅ・・わかっんないよっ」
「俺には見えないんだから実況してくれなきゃ」
「っ・・・・判んないってば」
「判るでしょ?ナカで感じてみなよ。どんなのが入ってんの?」
「・・・ぅ・・・・太いっのが・・・中に入っててっ・・・」
「で?」
「奥っに・・・当たってる感じがする・・・」
「へぇ。結構奥までちゃんと入れてんじゃん」
「あぅっ・・・」
「ん?」
高見の見物してるタケオ君に何かしてやりたくて、パタパタと開いている片手で空を切る。
するとタケオ君がそれに気づいて、手を握ってくれた。
それを確認して、出来る限りの力で手を引き寄せた。
「ぅおっ!」
思ったよりもソレは簡単で、思い描いていた通り
タケオ君は俺の上に圧し掛かる状態になった。
「俺を見て・・・」
「潤ー・・不意打ちだよ」
「俺を見てって云ってるの」
「はいはい」
「キスして」
タケオ君の頬に手を添えて、目をじっと見つめる。
暗い部屋に入って暫くして表情がわかるぐらいまで視界も慣れてくる。
実際問題、こんなエラそうに出来るほど余裕はなかったんだけど・・・
これぐらいしてやらないと、何か悔しくて。
俺がそういうと、タケオ君は呆れた表情を見せながらもキスしてくれた。
「っぅ・・・・ね、俺の掴んで」
「どうしたの急に積極的になって」
「いいから・・・早くしてよ」
自分でも何でこんなに積極性が増せたのか判らないけど、
とにかくイキたかった。タケオ君と一緒に昇天してしまいたかったから。
タケオ君の手を誘導して、俺のモノを掴ませる。
「んぅ・・・・俺もバイブ動かすからっ・・ヌいて?」
「いいよ。やったげる」
「んあぁっ」
「ほら、バイブ動かして」
俺の注文にタケオ君は忠実で、先端に指を添えて俺のモノをヌきだした。
と、同時に俺もおぼつかない手でナカに埋め込まれたバイブを抜き差しする。
前と後ろに来る感度はハンパじゃなくて、気ぃ失いそうだった。
「はあっあっ・・・あっ!いいっ・・・キモチいっ。。。」
「でしょ?綺麗にバイブも咥え込んでるみたいだし」
「んんっ!あっあっ・・・もっ駄目ぇっ」
「4回目、イッちゃっていいよ」
「っああっっん!」
自分が早漏なんじゃないかと思うぐらい、感じすぎてすぐにイッてしまう。
はぁはぁと肩で息をする間も無く、バイブを躊躇いなく抜かれた。
「っう」
「・・・・・俺のもくわえ込んでくれる?オクまで」
「っえ・・・・?ちょっ・・・少し待ってよ」
「潤、待ってばっかりじゃん」
「いいから待てよ・・・今度は俺がしてやるから」
「へぇ。ヤってくれるんだ?期待するよ俺」
「いいよ。期待してよ」
そう言って俺はタケオ君の上に跨ってタケオ君のモノを自分の入り口へあてがった。
「っあ」
ゆっくりと躊躇いがちに腰を下ろすと、俺のソコは
タケオ君のモノをグブグブと飲み込んで行く。
自分でも何でこんなにすんなりと入っていくのか判らない。
本来ならばソコは男の性器を受けれるようなところでないにも
関わらず、次にやってくる快感をひたすら求めるように
ソコは愛液を垂れ流して中へと誘導していった。
「いい眺め」
そんな下腹部の反応を嬉しそうに見つめながらタケオ君は言う。
「どうっ・・よ。入ってるだろ・・・?」
「綺麗にねー。いい眺めだよ潤」
「まだまだ」
中途半端な位置まで下ろしていた腰をぐぐっと下ろし
根元までくわえ込んだ。普段なら絶対こんなに上手くは入らない。
実は以前にもこんなことがあって、タケオ君の上に乗ったんだけど、
奥まで入りきらなくて、結局はタケオ君にリードしてもらうことになったんだっけ。
でも今日ばっかりは、テンションも変に上がってる所為もあって
上手く濡れてたみたいで。ってかデカすぎんだよ、タケオ君のがさ。
「っふ・・・」
入れることだけにすっかり疲れた俺は、ペタリと
タケオ君の胸の上に体を寄せる。
気持ちいい。
「今回はちゃんと奥までイッたじゃん」
「2回もおんなじドジ踏まないよ俺は」
「どーだか」
「ちゃんと入ってんだろーが」
「判った判った。だからそんな噛み付きそうな目で見るなって」
「っぅ」
そういってクイっと軽く腰を浮かせるタケオ君。
その振動が中に伝わって、体がピクリと反応する。
「動いてはくれないワケ?」
「っ。五月蝿いなぁ。動けばいいんだろっ」
ってかさぁ、俺疲れてるんだよ?
風呂で3回ヤって、ココでまた1回ヤって…
少しぐらい休ませてくれたっていいんじゃん。
なんて思ったけど…実は何気に入れっぱなしってのも結構辛い。
快感のない異物感ってのは何気にキモチ悪いってのを判ってんのかなぁこの人は。
とりあえず動けっていうから、タケオ君の胸板に手を突いて
ゆっくりと腰を動かした。
動かすたびに聞こえる、グチャグチャという音がイヤラシくて感じるのは言うまでもなくて。
愛液で濡れたところも変な音がする。
「あぅっ・・・はぁっんっ」
「潤、上見ないで俺を見て。俺見て腰振ってみ」
「なっ・・何言ってんだよ・・んぅっ・・・んな余裕ないってぇ」
「あるよ、出来るだろ?俺を見て」
息遣いも荒くなってきてはっきり云って、自分ひとりでやるってのは相当辛い。
全然タケオ君は動いてくれないし。
つい上の方を見上げて、荒い呼吸をする俺に、この上自分を見ろとか。
冗談じゃないよなんて思うんだけど、言われるがままにしてしまうのは…
俺が馬鹿なんだろうか。
「あんぅ・・・つぅ・・・俺のことも見て・・・?」
「見てるよ。潤の全部を見てる。俺のを咥え込んでるココも、ビンビンになってるコレも。
潤の喘いでる顔もぜーんぶ。いい締め具合になってきてるよ」
「はあっ・・・あっあんぅ」
じっとタケオ君の目を見てると、自分で腰を振ってるにも関わらず
変な錯覚に陥りそうになった。
なんていうの?目で犯されてるっていうか。
本当に隅々まで見られてる感じがして…顔が火照る。
「っ・・・・タケオっ・・君も動いて」
「俺も?潤がヤってくれんだろ?」
「だってっ・・・俺一人じゃ」
「期待してるよ。俺をイカせてみろよ潤」
「・・・・・っ・・・いいよヤってやる」
いい加減自分一人じゃどうしようもなくて、タケオ君に協力を求めたけど
どうやら協力してくれる気はなさそうで。
逆に挑発されて、それに乗ってしまった。
いいよもう。
後悔させてやる。
胸板についた手に体重をかけて、前のめりの体制になった俺は
大きく息を吸って、一気に腰を振った。
「うぉっ・・オイ潤っ。あんまりやると腰痛めるぞ」
「あっあぁんぅっ!!・・・はぁっん」
「聞こえませんってね。いいよ、もっと腰振って」
「タケオっ・・・タケオっ」
「はいはい。ココにいるよ」
一生懸命腰を振るけど、タケオ君は凄い普通。
ってか気持ちよくねぇのかよ。
名前を呼んでみても、返ってくる返事はいつもと変わりない。
それどころか、頬にキスをされて余裕まで見せられた。
「キモチ・・くねぇの??」
「気持ちいいよ?」
「あっぅ・・感じてねぇじゃん」
「感じてるよ」
「何でそんなぁっ・・・余裕なんだよ」
「いや、潤ならもっと出来るんじゃないかと思ってさ」
「っふ・・・・そういうことかよ」
「出来るんだろ?この程度じゃ俺はイカないよ?」
ようするにもっと腰を振れってことね。
でも、腰を振ってばかりじゃつまらないから
今度は上下運動に切り替えた。
足に力を込めて、グイグイと腰を上下させる。
「潤っ・・・もっと足開いて」
「んあっ・・こう・・・?」
「そ。本当いい眺め」
「余裕ぶっこくなよぉっ・・・俺・・も苦しっ・・・」
いくら頑張ってもタケオ君はちっとも感じてるそぶりを見せてくれないし
いい加減俺も辛いし、自分じゃ駄目なのかと何だか辛くなって
視界が滲んできた。
「まだまだ」
「たけっ・・・もぅ・・苦しいよ・・俺っ・・・」
「泣いてんの?」
「お前が泣かせてんだろぉ・・・」
思わず体制を崩してタケオ君の胸に顔を埋める。
いつもなら今頃は感じて一緒に動いてくれるのに、何で今日はそんな…。
「何泣いてんだよー」
「も・・やだ」
「やだって」
「気持ちよくないならそういえばいいだろ」
「俺がいつ感じてないって云った?感じてるよすんげぇ」
「嘘吐き・・・っ」
「嘘じゃないよ。我慢してんだよ?俺」
「何で我慢すんだよぉ・・・」
「潤が好きだから」
「なっ・・・何だよそれぇ・・・」
「好きだから我慢してんの。コレが俺の証明」
「・・・・意味判んねぇよぉ・・・・」
「ほらほらもう泣くなってー。・・・・よっと」
コレがタケオ君なりの証明だとか本当よく判らない。
タケオ君は俺の体を、そっとベットに寝かせて、自分が上になった。
そのまま首筋に顔を埋めて、キスをしてくれる。
「ご褒美。腰が壊れるぐらい愛してやるよ」
「あぁんっ!!!」
唇が肌から離れて、そんな言葉が聞こえたかと思ったら
突然腰に激しい振動と快楽が押し寄せた。
バチバチと突き上げるタケオ君の動きに、俺はついていけないでただシーツを掴むしかなかった。
押し寄せる快楽に、声を上げてただそれに飲まれるだけ。
何だよこの差は。
「はあっ・・・んあっ!!タケオぉっ」
「明日立てないって文句云うなよ?」
「もっ・・いいからぁっ!焦らすなよっ」
「もうキツイ?残ってるモン、全部吐き出しちゃえ」
「んんっ!!!あぁっ・・イッ・・・イきそぉっ」
「待って潤。俺ももうイクから。一緒にイこ」
「タケオっ・・・早くぅっ」
「もぅちょいっ・・・あっぅ・・・」
「タケオの声っも・・・聞きたいっ」
「聞かせてやるよ?何時でもいくらでも」
俺の要望にタケオ君は、耳元に唇を寄せて声を聞かせてくれた。
低音のハスキーヴォイスでの荒い息使いと、たまに発せられる喘ぎ声は
本当エロティックで、自分の中でそれだけ感じてくれてるってことに感動して
変に涙が出た。
「っ・・・はぁっ・・・イくよ潤っ」
そう耳元で囁かれて、コクコクと首を振ると
より一層奥まで突き上げた。
と、同時に俺も果てて、腹の上に精液が飛び散る。
俺の中にもタケオ君の精液が吐き出されたのを感じて
ぎゅうっとその首に腕を回した。
ふーーーっ。
コトを終えて、ベットで2人横になって煙草をふかす。
うつぶせになってないと、腰が痛い。
タケオ君とヤると毎回腰が痛くてたまらない。
一体どんだけ突き上げてんだよってぐらい。
あー腰痛い。
「腰痛いよタケオ君」
「文句は云わない約束だろ?」
「知らないね」
「うあっ。開き直った」
「タケオ君、激しくヤりすぎるんだよ。本当腰痛いし」
「激しくって…潤がヤってって云うんじゃん」
「云ってないよ?俺」
「焦らすなとかさー」
「焦らすなとは云うけど、ヤってとは云わない」
「ハイハイ、俺が悪ぅ御座いました」
うつ伏せになる俺の背に軽くキスをしながら
タケオ君は言った。
「潤」
背中に感じる愛撫に心地よさを感じてると
突然タケオ君が俺の名を呼んだ。
普通に呼ばれている感じじゃなくて、何か真剣な声で。
その声に俺は、返事はせずに顔をタケオ君に向けた。
そこには真剣に俺の目をみるタケオ君の顔。
急にどうしたんだよ。
「どしたの?」
「・・・・約束してくれる?」
「何を?」
「約束してくれるかって聞いてるの」
「だから何を?」
「約束出来るか出来ないかを聞いてるんだよ」
約束と言われて、何をと返答しても同じ答えしか返ってこない。
約束しろって言われても、その内容がわからないから返答の仕様が無い。
「判んないよタケオ君」
「簡単な事だよ。俺と約束出来るか出来ないか。それだけ」
「・・・・・・・・何か判らないのに約束なんて出来ない」
「約束出来ない?」
「・・・・」
「そうか。ならいいや」
「っ。何をか言ってよ!云わなきゃ判んないよ」
「いいよもう」
「タケオ君!」
「いいってば」
「・・・・なんで云ってくれないんだよ」
「約束出来るかって聞いて出来ないって云うなら云っても仕方ないでしょ?」
「・・・・・判ったよ・・約束するから・・・だから云ってよ何か」
よく判らないタケオ君の話。
でも、「いいや」と言ったときのタケオ君の顔がやけに怖くて。
何か怒ってた。
このままにしとくのは嫌だから、俺は内容の判らない約束を出来ると云った。
するとタケオ君は、俺の頬にキスをして耳元で言った。
「ずっと傍に居て」
その言葉に、何だか今まで自分が考えてた事が馬鹿みたいに思えて
思わず俺は噴出した。
■一言■
ただエロが書きたくて書いたら
しまりの無い本当にただのエロになってしまいまいた(汗)
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